この記事でわかること
- 監理技術者資格者証はどんな場面で使うカードか
- もらえる人と申請方法・費用7,600円
- 5年ごとの更新と講習との違い
二次検定に受かったら資格者証を取るように、会社から言われています。
でも正直に言うと、私はこのカードをまじまじと見たことがありません。
資格者証って、現場で使うものなんですか?
それがな、9年現場におって、まじまじ見た記憶がないんや
そこで、これから取る私が、法律と公式サイトで調べてまとめました。
見たことがない理由も、ちゃんと分かりました。
監理技術者資格者証とは
監理技術者資格者証は、監理技術者になれる資格を持っていることを証明するカードです。
交付するのは国土交通大臣。窓口は、一般財団法人 建設業技術者センターです(建設業法 第27条の18)。
監理技術者資格者証の基本
- 監理技術者になれる資格を証明するカード
- 交付=国土交通大臣(窓口=建設業技術者センター)
- 有効期間=5年
そもそも監理技術者って何?という人は、先にこの記事をどうぞ。
資格者証はいつ使う?
9年間まじまじ見た記憶がない理由は、法律を読んだら分かりました。
じゃあ、どこで使うんですか?
現場やなくて、書類と発注者の前で働くカードやったんや
まず、専任の監理技術者は、資格者証の交付を受けた人の中から選ぶと決まっています(建設業法 第26条5項)。
そして選ばれた監理技術者は、発注者から請求があったときは、資格者証を提示しなければなりません(同 第26条6項)。
つまり出番は、選任の手続きと、発注者に求められたとき。現場の若手が見かけないのは、普通のことでした。

資格者証をもらえる人
もらえるのは、監理技術者資格を持っている人です。
土木なら、1級土木施工管理技士に合格していることが代表です。
実務経験だけでは、なれないんすか?
実務経験で監理技術者になれる業種もあります。
ただ土木工事業は「指定建設業」なので、1級などの国家資格が必要です(建設業法 第15条2号ただし書)。
資格者証をもらえる人(土木の場合)
- 1級土木施工管理技士などの合格者
- 実務経験ルートは土木では使えない(指定建設業)
- 1級技士補では、まだもらえない
注意したいのは3つ目です。技士補は一次合格の資格で、監理技術者資格ではありません。
私も今は技士補。だから私のカードは、二次に受かってからです。
資格者証の申請方法と費用
申請先は建設業技術者センターです。インターネット・郵送・支部窓口の3通りがあります(建設業技術者センター 申請手続き)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請手数料 | 7,600円(非課税) |
| ネット申請 | 交付まで10日程度 |
| 郵送・窓口 | 20日程度 |
| 届き方 | 簡易書留で郵送 |
2月〜5月の繁忙期は、もう少しかかります。

ちなみに私は、二次に受かったら取る予定です。会社からも、そう言われています。
有効期間は5年・更新申請
資格者証の有効期間は5年。更新申請をすると、5年延長した新しいカードが届きます(建設業法 第27条の18)。
更新の申請は、期限の6ヶ月前からできます。
気をつけたいのは、監理技術者講習の5年とは別のカウントだということです。
2つの「5年」は別もの
- 資格者証=交付から5年(更新は期限の6ヶ月前から)
- 講習=受講した年の翌年1月1日から5年
講習の期限の数え方は、この記事に書きました。
よくある質問
Q. 講習と資格者証は何が違う?
A. 講習は受ける授業、資格者証はカードです。
専任の監理技術者には、両方が必要です(建設業法 第26条5項)。
Q. 申請してからいつ届く?
A. インターネット申請なら10日程度、郵送・窓口なら20日程度です。
簡易書留で届きます。
まとめ|カードの出番は書類の前
この記事の要点を整理します。
- 資格者証=監理技術者になれる資格を証明するカード
- 出番は現場ではなく、書類と発注者の前
- 申請7,600円・有効期間5年(更新は期限の6ヶ月前から)
9年間まじまじ見た記憶がなかったのは、私がまだ、このカードが働く場所に立っていないからでした。
二次に受かったら取りに行きます。次にこのカードを見るときは、自分の名前が入っているはずです。
その二次への道のりは、この記事にあります。










