この記事でわかること
- 一次検定の受験資格は「19歳以上」だけ
- 2級を飛ばして1級から受けられること
- 二次検定に必要な実務経験(新・旧の2系統)
1級土木施工管理技士の受験資格を、公式の受検の手引をもとに整理しました。
先に結論を言うと、第一次検定に、学歴も実務経験もいりません。
私も2級を持たないまま、1級の一次に合格しています。
1級って、いきなり受けられるんすか?
受けられる。一次は19歳以上なら誰でもや
一次検定は19歳以上なら誰でも
第一次検定の受験資格は、これだけです。
その年度の末時点で19歳以上であること
学歴・実務経験・保有資格は問われません。
2024年度(令和6年度)の制度改正で、こうなりました。
それまでは学歴ごとに実務経験年数が必要でしたが、一次に限っては誰でも受けられる試験に変わっています。
2級を飛ばして1級から受けられる
「まず2級から」と思っている人は多いと思います。でも、その順番は決まりではありません。
実際、2026年の一次検定では、合格者のうち2級土木の合格者は25.7%だけでした。
4人に3人は、2級を持たずに1級一次に受かっています。
先輩は、どうだったんすか?
私もその1人です。持っていた資格は玉掛けや足場などの現場系だけで、施工管理の資格は何もない状態から1級を受けました。

※合格率などの数字は、こちらの記事にまとめています。
申し込みの時期と手数料
2026年度(令和8年度)の実績はこうでした。
| 項目 | 2026年度の実績 |
|---|---|
| ネット申込期間 | 3月23日〜4月6日 |
| 一次検定 試験日 | 7月5日 |
| 受検手数料 | 一次・二次 各12,000円 (ネット申込は事務手数料250円が別途) |
申込期間は2週間しかありません。過ぎたらどんな理由でも受け付けてもらえません。
えっ、2週間だけっすか⁉
そう。受けると決めたら、先にカレンダーに印や
ちなみに私は、申請を会社の事務員さんに任せきりにしていて、教材の間違いに気づけませんでした。その失敗談は、こちらの記事に書いています。
※日程は年度で変わります。必ず公式サイトで最新を確認してください。
二次検定は実務経験が必要
一次と違って、二次検定には実務経験の条件があります。
いまは制度の切り替え期間中で、新旧どちらの受験資格でも受けられます(旧資格は2028年度=令和10年度まで)。

新受験資格(一次合格からスタート)
1級一次の合格者は、次のいずれかで二次を受けられます。
一次合格者が二次を受けられる条件(いずれか)
- 一次合格後の実務経験5年以上
- 一次合格後、特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
- 一次合格後、監理技術者補佐としての実務経験1年以上
このほか、2級二次の合格者や技術士から入るルートもあります。
旧受験資格(学歴と実務経験)
経過措置の間は、従来どおり学歴ベースでも受けられます。
| 最終学歴 | 必要な実務経験 |
|---|---|
| 大学(指定学科) | 卒業後3年以上 |
| 大学(指定学科以外) | 卒業後4年6か月以上 |
| 高校(指定学科) | 卒業後10年以上 |
| 高校(指定学科以外) | 卒業後11年6か月以上 |
| 学歴を問わず | 15年以上 |
⚠どのルートでも、1年以上の「指導監督的実務経験」を含む必要があります。現場で人に指示を出す立場の経験のことです。
細かい条件は人によって違うので、公式の受検の手引で自分の学歴・経験と照らしてください。
よくある質問
Q. 実務経験なしでも受けられる?
A. 一次検定は受けられます。条件は「19歳以上」という年齢だけです。
実務経験が必要になるのは二次検定からです。
Q. 学歴は関係ある?
A. 一次は学歴不問です。二次も、新受験資格なら学歴は問われません。
旧受験資格(2028年度まで)を使う場合だけ、学歴によって必要な実務経験年数が変わります。
まとめ|一次にハードルはない
この記事の要点を整理します。
- 一次検定は、19歳以上なら誰でも受けられる
- 2級を飛ばしてもいい
- 実務経験が問われるのは二次から
受験資格で迷っているなら、一次に関しては迷う材料がそもそもありません。
私は9年目に受けましたが、この制度なら、受けようと思った年に受けられます。
唯一の注意は、申込期間が2週間しかないことです。受けようと決めたら、3月のカレンダーに印を付けておいてください。










