この記事でわかること
- 1級に合格した直後、給料が実際どうなったか
- 資格手当が付くタイミングの見込み
- 1級で年収が上がる仕組みと、公式統計の数字
1級土木施工管理技士を取ると、年収は上がるのか。
私はいま、その途中にいます。2026年に一次検定へ合格した「技士補」です。
これから取ろうか迷っている人へ、受かった直後のお金のリアルを正直に書きます。
一次、受かったんすよね? 給料上がりました?
正直に言う。まだ1円も変わってない
受かった直後の年収は変わらない
合格から数か月たちますが、私の給料は1円も変わっていません。
受かった瞬間に年収が上がる、という魔法はありませんでした。
ただ、これは「1級に意味がない」という話ではありません。順番の話です。ここから説明します。
手当は技士からになりそう
私の会社では、技士補の段階では資格手当が付かない可能性が高いです。手当が付くのは、二次検定に受かって「技士」になってからになりそうです。
資格手当の金額は会社ごとに違い、公的な相場データはありません。自分の会社の規定を確認するのが一番確実です。
技士補と技士の違いは、こちらの記事にまとめています。
年収より先に期待が変わった

給料より先に変わったものがあります。周りの目です。
「すごいやん!」って言われて、素直に嬉しかった。
「あとは技士の資格だけだな!」とも言われました。期待されている実感があります。
実際に、技士になったら手当を増やす話や、現場代理人(現場の責任者)を任せる話も出ています。
1級で年収が上がる仕組み

なぜ1級を持っていると年収が上がるのか。仕組みは法律にあります。
先に、言葉の説明から。大きな工事は、仕事を受けた「元請(もとうけ)」の会社が、一部を「下請(したうけ)」の会社にお願いして進みます。
そして下請にお願いする金額が大きい現場には、「監理技術者」という現場全体をまとめる責任者を置くことが、法律で義務になっています。
会社が1級持ちを必要とする理由
- 下請に出す金額の合計が5,000万円以上の現場には「監理技術者」の配置が必須(建築一式は8,000万円)
- 監理技術者になれるのは1級施工管理技士などに限られる
- つまり1級持ちがいないと、大きな工事を受けられない
つまり、その責任者になれる1級持ちがいないと、会社は大きな工事を受けられません。
会社にとって1級持ちは「いないと現場が成立しない人材」です。これが手当や昇進の根拠になります。
年収の統計は596万円
公式の統計も見ておきます。土木技術者の平均年収は約596万円です(賃金構造基本統計調査)。
ただし「1級を持っている人だけ」の公的な統計はありません。ネットに並ぶ資格別の年収は、ほとんどが民間の推計です。
統計の読み方と、私の実際の給料の話はこちらの記事に書いています。
年収を上げる現実的な道
技士補になったばかりの私が考えている、年収への効かせ方は3つです。
1級を年収につなげる道
- 技士になって手当をもらう=私の会社ではここから
- 任される立場になる=監理技術者・現場代理人
- 転職の武器にする=技士補の段階から求人市場で強い
実際に私の周りにも、1級を取って年収が上がった先輩がいます。絵に描いた話ではありません。
そして転職の武器は、技士になるまで待つ必要がありません。
技士補は監理技術者の補佐として現場に置けるため、求人サイトには「技士補歓迎」の求人が実際にあります。
先輩は、どうするんすか?
私の順番は決まっています。まず、2027年10月の二次検定です。
よくある質問
Q. 資格手当はいくらもらえる?
A. 会社の規定次第で、公的な相場データはありません。
私の会社では技士補では付かず、技士から付く見込みです。就業規則や賃金規定で確認できます。
Q. 年収1000万円はいける?
A. 現場の実感では、1000万円は所長クラスがもらっている水準です。
資格を取ってすぐ届く数字ではありません。1級はそこへ向かう入場券です。
Q. 取ればすぐ年収が上がる?
A. 私は一次合格から数か月、1円も変わっていません。
効いてくるのは、手当が付いてからと、任される仕事が変わってからです。
まとめ|年収は任される日に動く
この記事の要点を整理します。
- 取った直後の給料は1円も変わらない。手当は技士からになりそう
- 先に変わるのは周りの期待。現場代理人の話も出始めた
- 仕組みは監理技術者の配置義務。統計は土木技術者596万円
取ろうか迷っているなら、私の答えは「取る価値あり」です。
給料は、もう上がったんすか?
給料はまだ動いていません。先に動いたのは、周りの期待でした。手当と現場代理人の話が本物になるのは、二次に受かってからです。
1級の値段は、取った日には付きません。任される日に付きます。
その二次検定への挑戦は、この記事で実況しています。










