この記事でわかること
- 一次検定は何問正解で合格できるか
- A問題・B問題の中身と、見落としやすい「足切り」
- 多く解答すると減点される選択問題のルール
1級土木施工管理技士の合格基準を、公式の発表資料と実際の試験問題で整理しました。
私は受験前、合格率よりも「何問取れば受かるのか」を先に調べました。
ゴールの点数が分かると、勉強の計画が立てられるからです。
で、何問取れば受かるんすか?
70問中42問。ただし、落とし穴が1つある
一次の合格基準は70問中42問
第一次検定で解答するのは、合計70問です。
一次検定の合格基準(2026年度)
- 解答70問(必須40問+選択30問)のうち42問以上正解(得点60%)
- かつ、施工管理法(応用能力)の15問のうち9問以上正解
つまり28問までは間違えられます。
6割の試験と聞くと身構えますが、4割落としても受かる、と読み替えることもできます。
応用能力の15問に足切りがある
見落としやすいのが、2つ目の条件です。施工管理法(応用能力)の15問だけは、ここだけで9問以上正解しないといけません。
全体で42問を超えていても、この15問で8問以下なら不合格です。
いわゆる足切りです。応用能力の問題は文章が長く、正しいものの「数」を答えさせるなど、形式もひとひねりあります。

A問題とB問題の中身
試験は午前のA問題と、午後のB問題に分かれています。
A問題は66問中35問を解答
A問題の冊子には66問載っていますが、解答するのは35問だけです。
| 問題番号 | 解答する数 |
|---|---|
| No.1〜5 | 全問(必須) |
| No.6〜20(15問) | 12問を選択 |
| No.21〜54(34問) | 10問を選択 |
| No.55〜66(12問) | 8問を選択 |
自分の得意な分野を選んで解答できます。現場経験がある人ほど、選択の幅が武器になります。
B問題は35問すべて必須
B問題はNo.1〜35の全問解答です。選べません。
足切りのある応用能力の問題も、こちらに含まれます。
多く解答すると減点される
受験者以外にはあまり知られていないルールがあります。
A問題の表紙に、こう書いてありました。
「No.6〜No.20のうち12問を解答してください。(13問以上解答減点)」
選択問題は、指定された数より多く答えると減点されます。
「たくさん答えておけば当たるかも」は通用しません。解く数を守って、選んだ問題に集中してください。
B問題で落ちたと思った
私が受けた実感も書いておきます。
A問題は、正直簡単でした。現場で見てきたことがそのまま出ます。
B問題は違いました。思っていたより難しくて、試験が終わったあと、落ちたと思っていました。
B問題、思ってたより難しい…

だから勉強も、B問題に寄せていました。問題集は2周して、2周目はB問題だけ。試験前の最後の2週間も、B問題の集中にあてました。
その2か月の勉強の記録は、こちらの記事に書いています。
二次検定の合格基準は60%
二次検定(記述式)は、得点60%以上で合格です。
一次のような足切りの条件はなく、シンプルに6割です。
私は2027年10月に二次を受けるので、詳しくは受けながら書いていきます。
よくある質問
Q. 何問まで間違えられる?
A. 70問中28問までです。ただし応用能力の15問だけは、間違いを6問までに抑える必要があります。
Q. 選択問題を全部解いたらどうなる?
A. 指定の数を超えた分は減点されます。
問題冊子の表紙に「13問以上解答減点」のように明記されています。解く数は必ず守ってください。
まとめ|狙いは42問と9問
最後に、ゴールの数字をもう一度。
- 一次は70問中42問で合格
- ただし応用能力の15問だけは9問以上
- この2つの数字がゴール
合格率は、調べても自分では変えられません。それより、この2つの数字に向かって教科書と問題集を終わらせる方が先だと私は思います。
※合格率のデータは、こちらの記事です。










